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肉中心のドッグフードへの見直し

日本人の主食は白米、欧米人の主食はパンやパスタです。
つまり人間の主食には「炭水化物」が使われています。
炭水化物は人にとっては重要な栄養素ですので、犬にも必要のように思われています。
その証拠に、ドライフードなどの成分表を確認すると穀物類の記載があります。

でも本当に犬に炭水化物である穀物類は必要なのでしょうか。
あまりに多くのドッグフードの成分表に穀物類の記載があるので、絶対に必要と思っていませんか。
実は、本来は「穀物類は必要ない」のです。

ではどうして一般的なドッグフードには穀物類が配合されているのでしょうか。
理由は2つ考えられます。
まず1つ目は、穀物類は腹持ちがいいことです。

犬は運動が多い動物ですから、満腹感のある食事は理想的です。
しかし犬にとって穀物類はタンパク質が摂れるわけではなく、消化に負担になっています。
もう1つの理由は安く加工しやすい点です。

穀物類は乾燥させやすく肉よりもコストが安いのです。
安く安定した量のドッグフードを作るには穀物類を使いたいのがメーカーの本音です。
しかし、犬の体に負担を与えるものとして、近年獣医が注意を促しています。
そこで穀物不使用のドッグフードに注目が集まっているのです。